2010年11月22日月曜日

deco

こんばんは、今日は友達の制作のお手伝いをしました。
デコることが好きな彼女は今回手の甲にラインストーン?をのせることにしたそうです。
それがこちら!





インパクトがあるから先に画像に目がいきますよね笑
この手が私というわけです。私も片手を使ってデコっていました。今回爪はあえてシンプルにしています。


ある程度想像はしていたけれど、やってみるともっと面白かったです。

有機的なものをデコるということ。
気持ち悪さ
綺麗さ
キラキラ
かゆい
ある程度は指が曲がること
これだけで三時間はかかること
貼ってある/ない 境目の面白さ
撮影するとディテールが飲み込まれること(かたまり?に圧倒されるためか)

今回は中間発表ということでこて調べに手の甲のみですが、期末にはもっとすごいことになるかもしれません。

2010年11月20日土曜日

坂井さん講義

今日のデザインビジネスの講義は、laluというアパレルブランドのオーナーの坂井真吾さん。


坂井さんはマスコミのような情報媒体を利用しない、お店に看板をたてない、過度な装飾をしない、といった独自のブランディングをしておられます。
今日の講演は「リセット」というテーマでお話して頂きました。私には共感出来るものが多く、坂井さんという一人の人間に興味を持ちました。

まず、特に気になった三つのこと。


・現在(特にブランドの)洋服を買う多くの人は、洋服そのものでなく、ほぼそれにまつわる情報だけで洋服を買っている。雰囲気などの魔法、おまじないをかけて買って貰うのは楽な方法ではあるけれど、あえてそれはしない。思考をリセットして、単純に洋服を見て貰うため。

・「幼稚園で教わったようなこと」だけで、すべて成り立っている。
 大切なのは本質や、道徳。それがあれば本体はぶれない。

・デザインは、好きなことやものを作ることの出来る権利であり、自らに出来ることの結果。
 



小学生がお店の前の砂利を蹴散らしたので、「片付けろ」といってそうさせたというお話を聞いたのですが、
そういう道徳だとか、根本って大事だと言っていてほっとしたのを覚えています。
中々見て見ぬふりをする人が多い昨今、正すことも言いづらくなっています。私は最近あえて注意するようにしてるのですが(昨日も近所のスーパーで、カートにスピードをつけて乗っている子がいたのです)、自分のしたいことをすることと、デザインとは何か関係があるのか・・私の中では切り離されているような気がしていたのです。

自分の中にある根本を切り離したら、デザインは全く違う方向に行くということなのかなと思います。

考え中で言葉がまとまらずすみません。


個人的に「理解者は最低限しか必要じゃなかった」という言葉が印象的でした。
媚びようとしない坂井さんの姿勢そのものという感じがしました。

服を買ってくれたお客さんやスタッフさんといった最低限の理解者さえいれば、それだけでやっていける ということはそれだけ自信があるということだし、変にブレることがない。孤独のようだけれど、媚びたり、望まない結果を生まないためにはその方がある意味楽なのかもしれません。


いつも講義で使う大きな部屋でなく会議室のような部屋で行われた講義も、話を素で、真剣に向き合って聞いて欲しいという坂井さんの考えのように思います。
次回の講義も期待します。

2010年11月17日水曜日

アートダイブ2010

怒濤の連続投稿です。10月中旬からアートダイブの11月13・14日まで、忙しい日々を過ごしておりました。
たまっていたぶんを一気に投稿してしまいます!(熊野さん講義から)

初アートダイブでした。
というのも今年の春にこのブログで、いつかこんな風に〜・・と書いていたのですが、こちょメンバーのしょうこが出展するという話を聞いて、頼み込んで一緒にさせていただけることになったのです。

出展名は、asiat
スオミ語(フィンランド)でものごと を表す言葉だそうです。

スオミというと、私は高校生の頃にフィンランド人女性がオーナーのカフェでアルバイトをしていたことがあります。軽食兼カフェ兼直輸入雑貨を取り扱うお店で、私もいくつかそのアイテムを持っています。


ぼんぼんの可愛いストールとうざぎさん


北欧と私の生まれた木曽が少し似ていて、親近感を覚えるところです。雪や寒さは尋常じゃないと思いますが。笑


横道に逸れました。
今回asiatでは雑貨を取り扱いました。
きたにしゆきちゃんの作ったマトリョーシカがいっぱいあって可愛くて、お客さんはまずその愛らしさに目を惹かれていました。



アートダイブではクリエイター同士が知り合えるという利点があるなと思います。
今回も何人かの方とお知り合いになることが出来ました。

個人的に嬉しかったこと!
学祭の時にシュシュを買ってくれたと思わしき女の子が、今回も来て、ペンダント(沙恵作)を買ってくれたこと。
とっても嬉しかったです。しょうことも言っていたのですが、あの子と話がしたーいって。そのくらい嬉しかった。

2010学祭

11月1・2・3日は精華大学の学園祭「木野祭」がありました。

CO+CHOCO-CHOでは木野祭に向けて奮闘しておりましたので、当日をドキドキしながら迎えました。
結成して三か月半での今回の活動の目的としましては、私たちの活動を多くの人に知ってもらう、ということでした。

ブランドでなく、パターンデザイングループとしての活動は難しいですが色々と模索しながら、コストや少ない期間の中で出来るものを、と雑貨や布もの(かばんを制作しましたがお弁当を入れて持ち歩けるほどの小さなサイズ程度です)を売ることに。


設置の様子


配置しています



詳しい経過はこちら、こちょこちょのブログからどうぞ http://blog.goo.ne.jp/cocho2


場所は大きな通りから大きく逸れた、建物と建物の間で不安でしたが、看板のおかげか皆さん隠れ処的な感覚で来て下さいました。

多くの方に知ってもらうという目標としては、
精華の広報課の方が発行している「セイカノート」というフリーペーパーの取材を受けたり(今回は雑貨の特集だったようです。奇遇です)、お一人でファッション関係のお仕事をなさっている宇野さんという方に出会うことが出来たりと、中々実のある内容となりました。
雑貨の売れ行きも思っていたよりはよく、嬉しい気持ちでした。同じ学校ながら中々顔見知りという状況も多い中で、イラストコースやグラフィックの後輩と仲良くなれたりと、こちらも嬉しいことばかりでした。

来て下さった方に感謝致します!
グラフィックの子や知り合いの子たちもありがとう*





下の画像はこちょのブログより。

熊野さん講義2

10月30日は、デザインビジネス講座の熊野さん授業最終日でした。

精華大学のデジタルクリエイションコースを今年卒業して、熊野さんと共に勤務しているという柳田さんをゲストにお迎えしつつ、就職その他を控えた私たちの目線に合わせて講義をしていただきました。

以下気に留めた三つのこと。

・○○の古畑、というカラーをどうつけていくのか。人柄、作るもの、何らかの枕詞(まくらことば)をつけられるように。/自分のやりたいことや好きなものを、口に出していく。イメージをつけることがカラーとなる。

・(もっとやっておけばよかったことについて)自分のやりたいことについてはもちろん、そういった位置にいる人のこと、どうやってその位置に成り上がったのか、どんな経緯で、どんな作品を作っていたのか、どんな人たちと付き合っているのかなどを、もっと知っておくべき。どんなサイクルでお金を得ているのかも。

・受け身の状態では何にもならない。ならないためには、発信/コンタクト それでも伝わらない時は、発信の仕方が間違っているということ




もう一つ熊野さんが言っていた、印象に残ることは

大学を卒業する22歳から、さらに社会での義務教育+9年で社会人としての中卒、そして更に高校と大学分の7年を合わせた38歳でやっと立派な社会人だ、ということでした。


世間を斬っていく大学生ということを念頭におきつつ、ルールを一つずつ知っていくということが大切なのかなと。
逆に知らないと斬ることすら出来ないということもありますね。日々学びのくりかえし。